ご挨拶

素材の声を聞くMaximizing the Values of Ingredients

日々精進する中で生まれてくる、技・工夫・発想があります。
それらは日々生まれてくる「食材」の為にあり、また「食材」は、
私達同様「個性」に溢れています。
その「個性」を最大限に引き出すことが、私達の務めであります。
そして一つ一つの旨味を引き出す時には「素材と会話」をしながら、
味わい深く、上品な「淡い味」を求めていきます。
この「淡い味」こそ、和食の楽しみであり、世界に誇れる日本の味と考えています。
旬の「食材」を一番良いかたちでお客様と共有できる場所をご用意いたします。

日本料理「くろぎ」 料理人 黒木 純Japanese Cuisine “KUROGI” / Owner-chef Jun Kurogi

1978年、宮崎県有数の割烹料理店を営む両親の下に生まれる。18歳にして料理人を目指して上京。日本最高峰の割烹であり、和食の神とも言われる西健一郎氏の「京味」など、名だたる名店で修業を重ね、経験と技を積み上げ、2010年に東京、湯島「くろぎ」のオーナーシェフとなる。2011年・2012年には「ミシュランガイド東京」にて星を獲得。2012年10月にオンエアされた料理対決番組「アイアンシェフ」では、新たな「和の鉄人」として登場し、「若き鉄人」として注目を集める。2014年には、”和菓子文化の発展”という志を掲げ、本郷の東京大学構内に隈研吾氏設計による和菓子店「廚(くりや) 菓子 くろぎ」をオープンさせる。
2017年3月、お客様により一層の手厚いおもてなしをするために本家「くろぎ」が湯島から芝大門に移転。
日本料理研鑽会の一員となり、和食文化発展の一翼を担う。